やがて君になる
- 侑(小糸)は 誰も好きにならない と言っていたけれど、燈子(七海)のこと好きになっちゃうんですね。
- そりゃそうだ。それで良いと思うんですけど。
- 『仮面を被る自分への好意は、仮面を脱ぐことを許さない束縛でしかなく、また仮面を被らない弱い自分への好意は、姉を真似ることに全てを捧げる燈子の人生を否定するものになるからだ。 』(七海燈子 (ななみとうこ)とは【ピクシブ百科事典】)
- なるほど。
- 終盤、文化祭の生徒会劇の話で進む。練習の合宿を終え、侑は劇台本の結末を変えたほうが良いと考えるが... というのが最終パートなのだが。
このパートの結末は描かないまま最終回は終わる。ふむ。 - 多分、生徒会劇の話の決着をつけるようにしていたら、このアニメ化は駄作になっただろう。(アニメ化の話ね)
だって、この話は生徒会劇の決着の話じゃないのだから。 - 侑と燈子の関係は変わりそうな空気感を持って。沙弥香(佐伯)の思いは秘められたまま。生徒会劇の台本はまだ決着せず。HappyEnd なのか破局なのか、それは未だ判然とせず。とはいえ燈子は生徒会劇の決着で姉の人生をなぞる生き方を終わらせそう。その時「私を好きにならないで」と言っていた気持ちは裏返るのではないだろうか。
- 決着を描かずに最終回としたことで、このアニメ化は完成し成功したと思う。
- 高田憂希、良い感じ。
