ALDONOAH・ZERO (2期)
- 伊奈帆が超絶能力を出すのと(今期は左目の補助付き)、スレインがダメになっていく様を楽しむアニメ。
1期は、伊奈帆は主人公チートなだけで超絶能力って感じじゃなかったけど、今期は左目で超絶能力だな。 - 絵の綺麗さ、作画の質の維持 に相反する 一般戦闘シーンの地味さ。
超絶能力も戦術級射撃で表現されるので、戦闘級技術のようなエースパイロット感がない。 - ぶっちゃけ「強さ」の割に格好良くないんだよな。"その策がとれる"ということがチートって感じ。
物語的には主人公がチートなのは構わないんですよ。特別な存在なんだから。 - スレインの立身出世もちょっと地盤が薄いというか。もっと圧倒的な戦果を挙げちゃえばいいのに。
ザーツバルム卿の地盤を受け継いだだけの地球人が、火星騎士の首長になるのは弱い。 - つーか、全般的に全体の視野距離が短いというのか。納得させる背景が分からない。
全20巻の小説とかならもっと重厚に行けるのかも。 - とか思ってたら、アセイラム姫は逃げ出すし、別のポッと出の登場人物と結婚するとか言い出すし。
この彼女もなんだか単純に政治的な人になっちゃった。
元々もっと絵空事的感情論者だと思ってたら、自分の身分を利用し出したよ。 - 物語なので全てを理詰めにする必要もないんだから、理想を語って臣下の人達を感心させちゃえばいいのに。
なぜか有力貴族(とはいえ跡継ぎの若造)を後ろ盾にするとか。 - なんか最初の、絶望的戦局を戦術的工夫で覆す話から、随分離れちゃいました。
ヴァース軍のカタフラクトとか、地球側がズンドコ落して行っちゃうし。 - 虚渕玄が脚本をやってた初期3話は面白かったなぁ。
- 悪くないんだけど、ハードル上がっちゃってて残念な感じ。